医学部での薬の勉強について。
僕の大学では臨床の講義で疾患毎にどのような治療薬が使われる
かを学び、それとほぼ並行して設けられた薬理学の講義でそれら
の薬物動態学&薬力学を勉強した。そんなこともあり、僕は
薬を名前だけを覚えるのでは忘れやすいと思い、覚えるときには
薬理学で学んだ「○○レセプターに作用する薬」などの機序も
あわせて覚えるように努めていた。そんなわけで、例えば非ステ
ロイド抗炎症薬(NSAIDs)という薬を考えるときには「COX
阻害剤」などと考える習慣がついてしまった。
もちろん授業では「抗炎症薬には大きく分けてステロイドと
非ステロイド(NSAIDs)がある」と習い、臨床の勉強でも
「NSAIDsは、急性胃粘膜病変(AGML)の原因となる」というように
習う。今も「NSAIDs」という語は医学の勉強の中で非常に
ポピュラーな存在です。
医学は、いろいろ用語や分類の統一がなされていなくて勉強し
づらいなあ。統一しようという動きは無いのかな?などと日々
思っていたが、自分でも気付かないうちに、あー言ったり、
こー言ったりしていましたね。どちらも正解だし、まわりの人も
分かっているから訂正してくれることもない。
こんなことも医学用語が混在してしまっている原因になっている
のかな?などとふと思った。
僕の大学では臨床の講義で疾患毎にどのような治療薬が使われる
かを学び、それとほぼ並行して設けられた薬理学の講義でそれら
の薬物動態学&薬力学を勉強した。そんなこともあり、僕は
薬を名前だけを覚えるのでは忘れやすいと思い、覚えるときには
薬理学で学んだ「○○レセプターに作用する薬」などの機序も
あわせて覚えるように努めていた。そんなわけで、例えば非ステ
ロイド抗炎症薬(NSAIDs)という薬を考えるときには「COX
阻害剤」などと考える習慣がついてしまった。
もちろん授業では「抗炎症薬には大きく分けてステロイドと
非ステロイド(NSAIDs)がある」と習い、臨床の勉強でも
「NSAIDsは、急性胃粘膜病変(AGML)の原因となる」というように
習う。今も「NSAIDs」という語は医学の勉強の中で非常に
ポピュラーな存在です。
医学は、いろいろ用語や分類の統一がなされていなくて勉強し
づらいなあ。統一しようという動きは無いのかな?などと日々
思っていたが、自分でも気付かないうちに、あー言ったり、
こー言ったりしていましたね。どちらも正解だし、まわりの人も
分かっているから訂正してくれることもない。
こんなことも医学用語が混在してしまっている原因になっている
のかな?などとふと思った。
コメント
私の時代にはCOX−?とCOX−?が最先端で、
講義最後に余談程度に話が出てきたくらいで。
今はそれが常識になっているってことにすごく驚いたのです。
ありがとうございました〜!