NIKKEI NETより抜粋。ホントかなあ?

「松下電器産業は11日、高濃度の酸素を吸入することで記憶力が
向上することを、代々木ゼミナールや名古屋工業大学との共同
実験で確認したと発表した。松下は市販用の酸素吸入機器などの
製品を販売している。受験生の学習効果の向上や、中高年の記憶
力低下の防止などに利用できるとみており、今回の実験結果を
販促や新製品の開発に生かす。
 代ゼミの生徒77人を対象に英単語の試験を実施し、単語を学習
させて翌日再試験をした。その結果、学習時に通常の酸素濃度約
21%よりも高い約30%の空気を吸引したグループは、吸わなかった
グループに比べ覚えた単語の数が15%多かった。学習後に感じる
疲労度も改善したとしている。

[2006年10月12日/日経産業新聞]

・高濃度酸素の吸引が脳にどう作用するのだろうか?
・脳に酸素がより多く行くのだろうか?
・より多くの酸素は脳のどの部分に行くのだろうか?
・血流が増えれば同じことなのではないだろうか?
・高濃度の酸素は、呼吸(換気)を抑制する方向に働くと
 生理学で習った。
などなど不明点はたくさんあるが、そんなにお手軽に記憶力が
増強できるなら僕も欲しい! 
研究内容を知りたいものだ。

コメント

Fruits
2006年10月18日4:42

高濃度ではありませんが簡易酸素発生装置持ってます 記憶力はどうだろう・・・頭はすっきりしますが 前に実験を見ましたが高濃度の酸素を吸うと脂肪は代謝されるようで、痩せる人も多いようです(私はダイエットには使ってないので不明) 酸素ブームですが、活性酸素の問題はどうなんでしょう?痩せたり記憶が一時的によくなっても細胞に活性酸素がよく無かったりして・・・なんて思います それを思うと多用できないので、分かったら是非日記で教えてください!!

ユキ
2006年10月18日7:59

予備校の先生が、酸素ボンベで呼吸をしてから暗記ごとをするといいってやらされたことがあります。頭はすっきりしたけど、本当かどうかは謎でした〜

ポン
ポン
2006年10月18日23:11

Fruitsさん、ユキさん
コメントありがとうございました。身体に酸素を取り込む能力が落ちているひとにはもちろん酸素を積極的に吸入する必要があるそうです。たとえばCOPDという肺の病気の患者さんは一日中、酸素吸入していた方が寿命が延びるというデータがあるそうです。逆に言うと身体が要求するよりも酸素が足りない状況にいると寿命も短くなるということになるようです。
一方、酸素を必要以上に吸入した場合ですが、結局のところ、身体に取り込まれる酸素量は、血液中のヘモグロビンの酸素結合能力によって決まります。日常生活の環境で酸素結合量はほぼ飽和しているので、過剰の酸素を吸っても身体の酸素取り込み量はほとんど変わらないのではないかなと思うのです。
でも、たとえば「酸素を積極的に過剰に吸い込んだ場合には脳が酸素を自分自身に優先的に送るような指示を出す」とかいうことがあるのだったら話は変わってくると思うのです・・・。
予備校で閉め切った部屋でたくさんの学生がいる状態では幾分酸欠状態かもしれませんよね。もしかしたらそのような状況では酸素を吸入すると正常量の酸素が身体に取り込めるようになるのかもしれません。それで頭がすっきりしたのかも?などと
いろいろ考えられると思います。
また、活性酸素が細胞に悪いのは確かなようです。ただ、活性酸素がどういう場合に多くなるのか、また、作用する場所がどこなのかを調べないとなんとも判断つかないような気がします。うーん。結局のところ何がよくて何が悪いのかさっぱり分かりません・・・。誰か知っている方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください!!!



です。

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