アサヒ・コム(2006年11月23日13時01分)より抜粋:

父母から一つずつ受け継いで通常は各細胞に二つずつある遺伝子が
三つ以上あったり、一つしかなかったりする領域が、ヒトゲノム
(遺伝情報全体)の中にざっと1500カ所あることが世界で初め
てわかった。遺伝子の重複数の違いは病気のなりやすさなど個人差
を生む一因として注目されており、将来、個人に合わせた医療に結
びつくという。東京大先端科学技術研究センターの油谷浩幸教授、
石川俊平助手ら日米英などの研究グループが23日付のネイチャー
に発表する。

ふつうは各細胞に二つずつ含まれる遺伝子が、少なかったり、多す
ぎたりすると、遺伝子から作られるたんぱく質の量が変わり、病気
のなりやすさや薬の効き目に影響すると考えられる。
最近、アルツハイマー病や腎炎のなりやすさや、エイズウイルス
(HIV)の感染しやすさが遺伝子の重複数で左右されることが判
明している。

染色体の「トリソミー」や「モノソミー」(ダウン症やターナー
症候群などがその1例ですね)は心身にさまざまな影響を及ぼすそ
うですが、遺伝子のそれらも同様なのでしょうね。
でもどういうメカニズムで3遺伝子になったり1遺伝子になったり
するのだろうか?ネイチャー読んでみようかな?
 

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