医療被曝紹介の冊子が好評 市民団体作成 [朝日新聞]
2006年12月25日 時事ニュース
12月25日付 朝日新聞の報道
「医療被曝紹介の冊子が好評
市民団体作成」へのコメント:
asahi.comより抜粋
「CT検査などに伴う医療被曝について知ってもらおうと市民団体
「高木学校」(東京都)が小冊子「受ける?受けない?エックス線
CT検査」を作った。9月に1000部刷ったところ好評で、さら
に3000部を増刷した。
この冊子では、CTやPET、マンモグラフィーなど放射線診療の
種類や、放射線の用語について解説。日本放射線技師会が昨年から
認定している「医療被ばく低減施設」も紹介した。
CT検査1回で照射される放射線は胸部X線検査の100倍以上に
なることもある。放射線診療が原因でがんになる可能性はよくわか
っておらず、累積量に比例するとする考え方もある。
検査を受けた場合、浴びた放射線量を記録できるように、健康保険
証サイズの「医療被ばく記録手帳」も付録に付けた。小冊子は1冊
300円で配布しており、ウェブサイトから請求できる。
「放射線は病気の治療に必要。CT検査を受けないのではなくまず
は医療被曝があるということを知ってほしい」としている。」
PETやマンモグラフィは特殊な検査。CT検査にからんで。
健康な人に健康診断で行われる放射線検査の中でCT検査の被曝量
はかなり高い方。健康な人の場合、受けなくて済むなら年にそう
何回もうけない方が良いのではないかなとは思う。
(「何回も」とは具体性に欠ける言葉ですが、それには理由が。
放射線被曝が白血病、リンパ腫、悪性腫瘍を引き起こすかどうかは
確率でしか言えず、その影響も年齢なども関係すると考えられてい
るので、具体的に正確に年○回までOKと言える人はいないという
のが現状です。)
でも、何らかの病気が疑われているひとに対しては話は別。
CT検査は万能ではないが多くの病気で有益な情報が得られる。
医師から検査を勧められたら受けた方が良い場合が多いので
はないかなと思う。
ただ不要な検査は避けるようにするのが良いと思う。たとえば
複数の病院にかかっている人の場合。異なる病院で同じ検査を
受けることのないように、どういう検査をいつどこで受けたか
記録しておくのは良いことなのではないかなと思う。
この「医療被ばく記録手帳」というのは不要な被曝からわが身を
守る名案のように思うのです。
話は変わりますが、タレントの加藤茶さん、大動脈解離で手術され
ていたのですね。医師国家試験を控えた医学生にとっては
「Stanford A型=緊急手術適応」と頭に浮かびます。
大変な状態で大変な手術だったようですね。元気になられたようで
良かったですね。
「医療被曝紹介の冊子が好評
市民団体作成」へのコメント:
asahi.comより抜粋
「CT検査などに伴う医療被曝について知ってもらおうと市民団体
「高木学校」(東京都)が小冊子「受ける?受けない?エックス線
CT検査」を作った。9月に1000部刷ったところ好評で、さら
に3000部を増刷した。
この冊子では、CTやPET、マンモグラフィーなど放射線診療の
種類や、放射線の用語について解説。日本放射線技師会が昨年から
認定している「医療被ばく低減施設」も紹介した。
CT検査1回で照射される放射線は胸部X線検査の100倍以上に
なることもある。放射線診療が原因でがんになる可能性はよくわか
っておらず、累積量に比例するとする考え方もある。
検査を受けた場合、浴びた放射線量を記録できるように、健康保険
証サイズの「医療被ばく記録手帳」も付録に付けた。小冊子は1冊
300円で配布しており、ウェブサイトから請求できる。
「放射線は病気の治療に必要。CT検査を受けないのではなくまず
は医療被曝があるということを知ってほしい」としている。」
PETやマンモグラフィは特殊な検査。CT検査にからんで。
健康な人に健康診断で行われる放射線検査の中でCT検査の被曝量
はかなり高い方。健康な人の場合、受けなくて済むなら年にそう
何回もうけない方が良いのではないかなとは思う。
(「何回も」とは具体性に欠ける言葉ですが、それには理由が。
放射線被曝が白血病、リンパ腫、悪性腫瘍を引き起こすかどうかは
確率でしか言えず、その影響も年齢なども関係すると考えられてい
るので、具体的に正確に年○回までOKと言える人はいないという
のが現状です。)
でも、何らかの病気が疑われているひとに対しては話は別。
CT検査は万能ではないが多くの病気で有益な情報が得られる。
医師から検査を勧められたら受けた方が良い場合が多いので
はないかなと思う。
ただ不要な検査は避けるようにするのが良いと思う。たとえば
複数の病院にかかっている人の場合。異なる病院で同じ検査を
受けることのないように、どういう検査をいつどこで受けたか
記録しておくのは良いことなのではないかなと思う。
この「医療被ばく記録手帳」というのは不要な被曝からわが身を
守る名案のように思うのです。
話は変わりますが、タレントの加藤茶さん、大動脈解離で手術され
ていたのですね。医師国家試験を控えた医学生にとっては
「Stanford A型=緊急手術適応」と頭に浮かびます。
大変な状態で大変な手術だったようですね。元気になられたようで
良かったですね。
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