その答えは、以下に記載されていました。

合否発表が遅くなる理由は

大学側にあったのか・・・。


どこの大学も卒業判定は1月くらいまでには終わっている
のに、3月末の卒業式以降でないと卒業証明書を出せない
というのはすごく不可思議。
確かに2月、3月は推薦入試、一般選抜などの入学試験で
事務作業が忙しい時期という事情はわかるけど・・・。


医道審議会医師分科会医師国家試験改善検討部会
平成18年8月11日議事録より抜粋:

○部会長 発表については、確か医道審議会の医師分科会の合否判定会議でも発表の時期についてご意見も出たような気もしますが、現時点で、今回の第100回は3月29日ということですね。この報告書でもこれをなるべく前倒しにして、早く確定できるようにという考えで進めているわけです。その辺について実際のところを事務局から説明してください。

○専門官 まず、大前提として医師国家試験を受けることができる者は、医学部を卒業した者となっています。医師国家試験を受けさえすれば、誰でも医師になれるということではなくて、医学部を卒業するということが、まず医師になる1つの条件です。その上で医師国家試験を受けることが1つの条件になっております。したがって医師国家試験を受験するに当たっては、各大学から卒業証明書をいただくことになっており、便宜的には各大学に在学中に卒業見込み、卒業判定証明書を受けることで、手続を進めておりますが、最終的な合格発表というのは、卒業証明書を受け取った上で、卒業した方に限って合格を打つという形をとっています。3月29日に発表しているのは事情があり、毎年どこの大学が何日であれば卒業証明書を出していただけますかということを伺っております。各大学の中でいちばん遅い卒業式が行われる所が大体3月26日とか、27日ということが通例です。どこがいちばん遅いというのは毎年変っていて、数年前までは東大がいちばん遅くて、東大のほうはだんだん早くなってきていますが、その後またほかの大学が3月26、27日ごろに卒業式をする。事務局としましては、その最後に卒業証明書をいただいた日から2営業日後に発表ができるように全力を尽しております。その結果として29日に発表を行いました。来年の春につきましても、同じ事情で29日に発表することを予定しています。大学の方々のご理解ご協力もいただいて、進めていきたい問題だと考えております。

○部会長 発表については、すべての大学が卒業者の名簿を厚生労働省に提出してから2営業日後に発表していくということです。また、大学に問いかけても、なかなか前倒しの卒業認定はできないという大学も現時点ではあるということですね。

○専門官 そうです。医科大学につきましては、かなりご協力をいただいているところです。どうしてもほかの学部もある大学というのは、なかなかご協力をいただけていない状況があります。

○部会長 もう1点は。

○委員 そういう一部の大学のために全部が非常に影響を受けているのですが、大学ごとの発表というのは、もう論外の話でしょうか。

○部会長 これはいかがでしょうか。全体の合格率等の発表にも影響してきますね。

○専門官 発想としてはあり得ると思いますし、ご意見としては受け止めたいと思います。

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